早朝クアラルンプール発のエアアジア便で、ベトナム・ハノイに到着。
2か月半ぶりのノイバイ空港、なんと運営開始したばかりの新ターミナルになった。巨大とはいえないが、整然としたピカピカの新空港であった。
タクシーで市内に向かう。一路建設現場から舞い上がる砂埃で空気がひどく汚れている。タクシーの運転手は窓を閉めろと指示し、さっさとエアコンを入れると、さっそく長い爪で鼻をほじくり始める。そして、二本の指でパッパッと助手席あたりに爆弾投下。あー、どっかの国とそっくりじゃないか。
見たくないと視線を窓外にそらすと、あれあれ、歩哨中の兵士も自動小銃を片手に、これも同じく二本の指で鼻の掃除を丁寧に行い、そしてパッパッと大地に爆弾投下するのだった。空気が悪いのは分かるが・・・。
ハノイは全体的に、90年代初頭の上海に似ている。あの躍動感に満ちた汚れた空気は、「発展するぞ」と叫んでいる。そう感じた。
10時前に、日航ホテルに到着。早い時間にもかかわらずチェックインOK。明日はここで講演会。