新居生活キックオフ、偏向なきマレーシア情報の共有を望む

 10月1日、クアラルンプール自宅の引越しが終了。新居での生活が始まった。

 マレーシアに来てから、自分のワークスペースはいつの間にか室外に移った。トロピカル・ワーキングスタイルといったところか、勤務時間の大半は室外で(大雨やヘイズが酷いとき、夜間は室内)エアコンの電気代節約だけでなく、気分もすっきり。

 あっというまに、マレーシアに移住して2年経過した。住んでみるといろんな不満も出るだろうが、全体的にやはりマレーシアは素晴らしい住環境だと思う。

 周りから薦められて、私が発足させた「マレーシア移住の会」もフェイスブックを含め2000人ほどのメンバーとなった。マレーシアは相変わらず日本人の移住先として人気ナンバーワンになっている。ただ奇妙なことに、このことをマレーシア人にいうと、「えっ、どうしてマレーシア?」と大抵驚かれる。

 マレーシアの良し悪しは人によっていろんな捉え方もあるだろう。誰にとっても得点と減点の両方があって相殺して最終的に総合得点で判断するわけだ。現に移住して期待通りではなかったので帰国してしまう人もたくさんいる。

 総じてメディアのマレーシア宣伝はやや過熱気味ではないかと、私は個人的にそう感じている。なので、「マレーシア移住の会」に関しても、なるべく偏向のないように、プラスとマイナス両方のマレーシア情報を共有していきたいと思っている。

 「あなたにとってのマレーシアとは?」――。という課題に皆さんに取り組んでもらえば、これ以上嬉しいことはない。