もっともらしい説の落とし穴、「経験者しか語るな」という思考停止
S. Tachibana
「エベレストに登ったこともない人間が、エベレストを語るな」 一見もっともらしく聞こえる。確かに標高8,000メートルのデスゾーンの恐怖も、酸素欠乏による判断力低下も、登頂の達成感も、実際に登った者…
続きを読む
続きを読む
日本温室の旅(6)~旅を失った日本人と生存モードの中国人、オランダ学生寮から見えたもの
S. Tachibana
<前回> ●チューリップ公園のスマートフォン 読者から、興味深いコメントをもらった。オランダへ留学した娘さんを訪ねた時の話である。 「娘の寮には、約100人の中国人留学生がいました。日本人は娘一人…
続きを読む
続きを読む
日本温室の旅(5)~「かわいい子には旅をさせよ」、生存訓練を失った国
S. Tachibana
<前回> ● 「旅」とは観光ではない 「かわいい子には旅をさせよ」とは、本来、「世界を見てこい」という意味ではない。もっと冷酷で、もっと現実的な意味だった。「苦労を経験させよ」である。 つまり、親…
続きを読む
続きを読む
自走組織への旅(16)~即時報酬という発明――TP・マイル型再分配の威力
S. Tachibana
<前回> ● なぜ年1回評価では、人は学習しないのか――評価者・被評価者・相対評価という三つの破綻 年1回評価が機能しない理由を、被評価者の受け止め方や意識の問題に帰すのは簡単だ。しかし、問題の本丸…
続きを読む
続きを読む
日本温室の旅(4)~「考える自由」を捨てた日本人、思考停止と引き換えに与えられた「安全な飼育社会」
S. Tachibana
<前回> ● 「考える力」を捨てた代わりに得たもの 「日本人はなぜ考えなくなったのか」。最近よく見かけるのは、「日本教育はリベラルアーツを軽視した」「文理分断が統合思考を壊した」「専門バカを量産した…
続きを読む
続きを読む
日本温室の旅(3)~信用という名の癒着装置、言論の自由は救世主にならない、そして外国人に乗っ取られるニッポン
S. Tachibana
<前回> ● 日本人の「信用」とは何か――惰性と癒着を生む経済装置 日本人は「信用」を美徳として語る。誠実、信頼関係、長期取引。だが本来、信用とは道徳ではない。取引コスト削減のための経済装置である。…
続きを読む
続きを読む
未来の国民は誰が代表するのか、AI時代の新二院制構想
S. Tachibana
【前書き】本稿は、筆者が提示した新二院制の構想について、ChatGPT、Claude、Geminiという設計思想の異なる複数AIとの長時間の公開議論を経て整理したものである。本稿で論じる「結論より思…
続きを読む
続きを読む
自走組織への旅(15)~業務棚卸は断罪ではない、成果が循環し始める入口
S. Tachibana
<前回> ● 業務棚卸は何を意味するか 業務棚卸と聞いた瞬間、多くの現場は身構える。なぜか。削減されるからではない。空白や余剰の実態を暴かれるからだ。どの仕事が価値を生んでいないのか、どこに時間が余…
続きを読む
続きを読む
日本温室の旅(2)~自動ドアが奪うもの、根性論が隠すもの
S. Tachibana
<前回> ● 自動ドア国家と自己防衛力 海外でタクシーに乗ると、日本人は妙な違和感を覚えることがある。ドアが自動で開かない。運転手も開けてくれない。自分で開け、自分で閉める。日本では当たり前の自動ド…
続きを読む
続きを読む




