マレーシア人事労務基礎(16)~失敗しない懲戒解雇、正当性を支える鍵とは?
S. Tachibana
<前回> マレーシアにおける懲戒解雇は、雇用法に基づき、内部調査など厳格な手続を経なければなりません。これは刑事事件に例えると、事件の発生後に、捜査・証拠保全、起訴・証拠調べ(双方の立証)・弁論、結…
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▶【立花経営塾】第240回~窃盗?コピー用紙の無断持ち帰り
S. Tachibana
某従業員が会社のコピー用紙2束(200枚)を無断で持ち帰るが、その場で「現行犯逮捕」となった。これは、窃盗行為として懲戒解雇してもいいのか?少額の窃盗で解雇できるかどうか、ベトナムや中国では共にデリ…
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マレーシア人事労務基礎(15)~よく効く警告書、まずはここ押さえておきたい
S. Tachibana
<前回> 懲戒解雇と言えば、まずは警告書(Warning Letter)。警告書は、懲戒解雇を裏付ける重要な根拠の1つですが、それがすべてではありません。警告書に記される事実等を証明するエビデンス(…
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マレーシア人事労務基礎(14)~解雇のコツ、積み上げ型 vs 単発型
S. Tachibana
<前回> 解雇の場合、その事由や原因の如何を問わず、概ね2つの形態に分けられます。1つは、普段から何度も問題を起こしてきた従業員でついに総決算して解雇に踏み切るという「積み上げ型」です。もう1つは、…
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▶【ビデオ講座】人事制度改革、障害を乗り越えて成功の軟着陸へ(C032-G205)
S. Tachibana
百年に一度という激変に直面し、組織の成長と競争力の維持に、企業人事制度改革は不可欠です。しかし、いざ改革に取り掛かってみると、組織内部の反対や抵抗に遭遇することも多々あります。そこで反対派と対立関係…
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マレーシア人事労務基礎(8)~広範な人事権、契約や規則に盛り込めばいいのか
S. Tachibana
<前回> 人事労務管理のキーとして、人事権の確保が大変重要です。では、どのように人事権を確保すればいいのでしょうか。人事権の行使にあたって、根拠が必要です。その根拠は、就業規則や雇用契約から見出す必…
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▶【ビデオ講座】立花聡の中国人事労務シリーズ(31)-「3階建®人事制度」で「楽な管理」を実現する・後編(C031-G003)
S. Tachibana
<前編> 賃下げも解雇も不要。トラブルをなくし、要員・人件費を最適化し、ポスト不足を解消し、従業員の自律性と生産性を高め、管理を楽にする。中国における人事労務問題の9割を解決する、たった1つのシンプ…
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マレーシア人事労務基礎(7)~「人事権」を確保するためのポイント
S. Tachibana
<前回> 雇用法といった「法内域」に頼らず、「法外域」に着目する。解雇権よりも、人事権をマレーシアにおける人事労務管理のキーにすると、前回まで解説しました。では、具体的にどうすればいいのでしょうか。…
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マレーシア人事労務基礎(5)~「制度」「仕組み」づくり、人事労務管理の要
S. Tachibana
<前回> 「法内域」と「法外域」という2つの概念を説明しました。「法内域」において、明確な法律条文に従って物事を処理することは、さほど難しくありません。われわれの会社経営には、法律に則っても解決でき…
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