【判例】複数共謀による会社物品窃盗、責任をどう追及するか?
S. Tachibana
2015年1月10日、(中国)コニカミノルタ商用科技(無錫)有限公司(以下「コニカミノルタ」)は計36万9000元相当の在庫物品が窃取されたと通報した。 捜査の結果、公安当局は同日午後に同社で勤務…
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【判例】3回目固定期間労働契約の有効性・授乳期間解雇の合法性・無断欠勤判断基準・裁判解釈の多義性
S. Tachibana
Hさんは2005年3月、上海の人材派遣会社D社からソニー(中国)有限公司上海分公司(以下「ソニー」)に派遣され、勤務していた。2008年以降、Hさんは固定期間の「労働契約」および「派遣協議」を3回締…
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【時事解読】世間一般の「熱い応援」は果たして伊藤氏の味方なのか?
S. Tachibana
ジャーナリストの伊藤詩織氏が、元TBS記者の山口敬之氏の性暴力被害にあったとして慰謝料など1100万円の損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が7月8日、東京地裁で開かれた。 民事訴訟での事実認定は刑事の…
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【判例】規則違反の従業員に「謹慎処分」、実効性はあるのか?
S. Tachibana
【判例】 (中国)D社は累積3回の警告と重大な規則違反を理由に従業員Wさんとの労働関係を解除した。ところが、Wさんは3回目の警告で会社が挙げた事由(例えば、勤務時間中に携帯電話で遊んでいたこと、会議…
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【判例】中国・会社所在地の裁判所による司法管轄の約定は有効か?
S. Tachibana
上海の人材派遣会社D社の従業員Hさんは、2005年3月にソニー(中国)有限公司上海分公司(以下「ソニー」)に派遣され、 さらにソニー上海支社から湖南省長沙市内の家電量販店T社等の売場に販売員として配…
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【判例】私用で出張旅程を変更、無断欠勤と虚偽説明で解雇できるか?
S. Tachibana
Fさんは、2005年3月にソニー(中国)有限公司上海分公司(以下「ソニー」)に入社し、製品プロモーション担当のシニアマネージャーなどを務めていた。Fさんは2014年5月14日から16日まで深圳、20…
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【判例】中国におけるリストラによる解雇の認定基準と審査ポイント
S. Tachibana
【判例】 A社の従業員であったZさんは2005年8月1日、経営統合に伴ってY社に転籍となり、無固定期間労働契約を締結した。また、その勤務年数は同日から起算することが約定された。2012年12月31日…
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【時事解読】市民裁判もうやめよ、日大アメフト事件の教訓
S. Tachibana
日大アメフトの悪質タックル問題で、警視庁は2月5日にも、タックルをしたA選手を傷害の疑いで書類送検する。内田前監督と井上元コーチについては、試合映像の解析や関係者への聴取結果などから選手への悪質タッ…
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【Wedge】セイコーウオッチ上海殺人事件、日本人幹部も殺されそうになった原因とは?
S. Tachibana
セイコーウオッチ上海現地法人であった殺人事件の確定判決が出た――。殺人犯の方偉南(以下、「方」という)には、一審で下された死刑2年執行猶予の判決が確定された(中国では現在二審制が採用されている)。殺…
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