<雑論>民主主義の呪縛とトランプの限界 / 関税大戦争~グローバリズムの終焉と新秩序の胎動 / 日本人の論理的思考と議論・弁論能力の欠如 / 美しく敗れるな、生きて醜く勝て
S. Tachibana
● 民主主義の呪縛とトランプの限界 トランプは狂ったように世界各国に関税を引き上げている。メッセージは非常に明確だーー。「米国市場で売りたければ、米国内に工場を作って、米国人を雇いなさい」 戦略的…
続きを読む
続きを読む
ムスリム労務管理(4)~報連相不得意な従業員への教育
S. Tachibana
<前回> 日系企業において、マレー系従業員のマネジメント課題として頻繁に指摘されるのが、「報連相」、すなわち報告・連絡・相談の不足である。 業務上の問題点を上司に共有せず、情報が末端で滞留したまま…
続きを読む
続きを読む
【事例】総合勤務時間制度に対する行政運用の厳格化~上海市某区のケースより
S. Tachibana
2025年に入り、中国各地において総合勤務時間制度(中国語:综合计算工时制度)の運用に関する行政対応が厳格化される動きが一部で見られるようになった。中でも上海市某区における具体的な対応が、実務現場に…
続きを読む
続きを読む
中国・総合勤務時間制度の計算方法と申請・実施上の注意点
S. Tachibana
1. 総合勤務時間制度計算方法 総合勤務時間制度の勤務時間は、時間を計算単位とする。2025年から、中国の法定祝祭日が11日から13日に増加した。 これに伴い、年間の労働日数が250日から248日…
続きを読む
続きを読む
中国人事労務基礎(1)~経営幹部は、労働法知らなくても大丈夫?
S. Tachibana
大方の経営者・経営幹部は、労働法・労働契約法に特別な興味を持ちません。それは当たり前です。興味を持つ必要もありません。そんな法律を細かく勉強する時間などもったいない。時間やエネルギーを本業に注ぎ込み…
続きを読む
続きを読む
【事例】マレーシア・従業員によるCCTV盗聴行為に関する処理 / Handling of CCTV wiretapping by employee
S. Tachibana
【事例】 従業員が無断で事務所内のCCTVを自身のスマートフォンに接続し、他の同僚の会話を盗聴していた事例が発覚した。この行為が軽犯罪や解雇理由に該当するかどうか、どう処分かが問題となる。 【解説】…
続きを読む
続きを読む
ダンピング?異常な安値でマレーシア市場に浸透中国メーカー、日系企業の対策とは?
S. Tachibana
安い中国製品に市場シェアを奪われている(参照記事:『中国企業の市場戦略と日系企業の課題(2)~コスト競争における優位性の構築(マレーシア事例)』)。 在マレーシア日系メーカーA社はここ数年、中国企…
続きを読む
続きを読む
リベート疑惑(2)~市場相場より高値で仕入れ、取るべき対策 / Purchased at a higher price than the market price, countermeasures against fraud
S. Tachibana
<前回> 市場相場より高値で仕入れがあった場合、取るべき対策は以下の通りである。 1. 内部監査の実施と外部監査の導入 まず、仕入れ契約の内容や仕入れ価格の妥当性について第三者の監査を実施すること…
続きを読む
続きを読む