3階建®(21)~金積めば解雇できる、解雇の「商取引化」
S. Tachibana
<前回> 【ベトナム】 ベトナムでの解雇は、有期労働契約の終了など一部の情況を除いて、事由が必要であって、なおその事由を立証しなければならない。それに相当の取引コストがかかる。もし厳格な事由立証責任…
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3階建®(20)~解雇にかかる取引コスト、静態的基準の動態的対応
S. Tachibana
<前回> 【ベトナム】 具体的な例を挙げてみよう。 たとえば、無期限労働契約をもつ労働者Aさんは勤務態度がよくない。努力もしないし、業務成果も期待通りにできていない。何回注意しても一向に改善が見ら…
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民主主義の「境界線」、美味しい食べ物とハエたち
S. Tachibana
● 地球の限界と民主主義の限界 『「アメリカがなくなれば、より美しく平和な世界が現れる」歴人口学者エマニュエル・トッドがアメリカを「怖い」と思う理由』(2023年6月24日付AERA)。 「アメリ…
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<雑論>海外で売れないワケ / 競争力、日本vsマレーシア / 独裁者は偉い / 日本人の幼稚性 / 責任転嫁と被害感情 / 酸っぱい葡萄心理
S. Tachibana
● 海外で売れないワケ 日本企業(大方)はなぜ海外で売れないのか。ただ「売りたい」だけだから、売れないわけだ。買い手の目線や感受、価値観をほぼ無視してきた。対照的には韓国は当初から、自国市場の小ささ…
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ワグネル武装蜂起の失敗、プーチン勝利にあたっての雑感
S. Tachibana
● ワグネル反乱の裏 プーチンは勝った。ワグネルの武装蜂起は失敗し、プリゴジンはベラルーシに亡命した。ワグネルのウクライナ戦争での大きな功績を考えれば、指導者の国外亡命を許すのも理にかなっている。…
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3階建®(19)~取引コストの問題、労働者の解雇事由と立証
S. Tachibana
<前回> 【ベトナム】 前述した通り、ベトナム政府は無期限労働契約の主流化、つまり終身雇用の主流化を目指している。では、それが企業にとっての不利益やリスクは何か。その道筋をたどって話を展開していきた…
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3階建®(18)~罰則は終身雇用、無期限労働契約の主流化
S. Tachibana
<前回> 【ベトナム】 しばらく中国の話を続けてきたが、さて、ベトナムに目を向けてみよう。まず、結論から言おう。ベトナムの労働法制度は中国にそっくりなのだ。いや、ある意味で中国以上に雇用者、企業側に…
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【中文版】3階建®(17)~恶法亦法,苏格拉底之死与企业的生存
S. Tachibana
【日本語版】3階建®(17)~悪法もまた法なり、ソクラテスの死と企業のサバイバル <上回> “恶法亦法”。古希腊哲学家苏格拉底被恶法宣判死刑,其朋友弟子们劝他越狱逃跑时,他断然拒绝。苏格拉底用自己…
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3階建®(17)~悪法もまた法なり、ソクラテスの死と企業のサバイバル
S. Tachibana
【中文版】3階建®(17)~恶法亦法,苏格拉底之死与企业的生存 <前回> 【中国】 しかし、「悪法もまた法なり」。古代ギリシャの哲学者ソクラテスが、悪法に基づく裁判によって死刑判決を言い渡され、弟子…
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