たかが遅刻されど遅刻、「直接かつ有力な証拠」とは?
S. Tachibana
中国では、社内規定(就業規則)違反を事由とした解雇の正当性が争われた裁判で、会社が提出した証拠が不足していたために敗訴となる判決が散見される。 例を挙げると、遅刻や早退が相次ぐなど社内規定違反が多…
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【Q&A】ベトナム就業規則登録でいちゃもんつける役人との駆け引き
S. Tachibana
【質問】 就業規則登録時の管理組合(工業団地)付け役人による内容の確認がわずらわしい。意図まで変えようとする。これは無視(ある程度は聴く)し登録可能となるのでしょうか。 【回答】 当たり前といえば…
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就業規則は万能か、企業は果たして処罰権を有しているのか
S. Tachibana
就業規則は企業管理において非常に重要なものである。特に、中国「労働契約法」施行後は、多くの雇用単位(企業)が就業規則によって自身の雇用自主権を強化しようと試みてきた。「労働契約法実施条例」によると、…
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【Q&A】ベトナム人ホワイトカラーの生産性をどう上げるか?
S. Tachibana
【質問】 ベトナム人ホワイトカラーの生産性をどうやって上げたらいいか。ゲーム・メール・チャットの防止はどうしたらいいか。PCの機能制限可能か。悩みの種です。 【回答】 とても重要な課題です。ホワイ…
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人事規程における「通勤途中」の取り扱いに関する注意点
S. Tachibana
通勤途中の傷害事故に対する労災認定は、通勤自体は業務の延長線上にあり、事故が発生すれば、労災として認めるべきだという認識に基づいている。では、実務において「通勤途中」の境界線をどこで区切るか、これは…
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労災事故の定義と従業員過失による責任分担問題
S. Tachibana
● どのような事故を労災とみなすのか? 労働災害事故発生後、通常まず思うのはその事故が労災と見なされるかどうかということではないだろうか?中国の『労災保険条例』に細かく一通り該当項目が列挙されている…
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中国の法定勤務時間制度(3)~不定時勤務時間制度
S. Tachibana
<前回> (1) 定義と関連法令 「不定時勤務制度」とも言う。業務性質上および業務職責の制限により、労働者の勤務時間が固定時間数の制限を受けることのできない勤務時間制度である。 標準勤務時間制度、…
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中国の法定勤務時間制度(2)~総合勤務時間制度
S. Tachibana
<前回> (1) 定義と関連法令 「総合勤務時間業務制度」とも言う。標準勤務時間をベースとし、一定の期間を計算周期とし、勤務時間を総合計算する制度である。勤務時間の計算周期は、週、月、四半期、年であ…
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中国の法定勤務時間制度(1)~標準勤務時間制度
S. Tachibana
「標準勤務制度」とも言う。立法により、一昼夜の間の勤務時間数、一週間の勤務日数を確定し、企業と一般従業員と普遍に実行することを求める基本勤務時間制度である。 『労働法』第36条: 国家は労働者の1…
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