【判例】労使合意の昇給案、双方解釈の相違による紛争
S. Tachibana
2009年7月に(中国)富士通将軍中央空調(無錫)有限公司(以下「富士通」)に入社したXさんは2014年6月、会社から提示された「昇給明細書」に署名し、受領した。これには、2014年4月以降、「現場…
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【判例】全日空販売員航空券代金着服事件、被害者はなぜ敗北するか?
S. Tachibana
【判例】 航空便を変更する際、一定の運賃差額を支払う場合がある。その収入に目を付けた(中国)全日空(ANA)の航空券販売員林は、多額の売上金を着服した。事件が発覚されると、会社は公安に通報しなかった…
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【判例】複数共謀による会社物品窃盗、責任をどう追及するか?
S. Tachibana
2015年1月10日、(中国)コニカミノルタ商用科技(無錫)有限公司(以下「コニカミノルタ」)は計36万9000元相当の在庫物品が窃取されたと通報した。 捜査の結果、公安当局は同日午後に同社で勤務…
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【判例】3回目固定期間労働契約の有効性・授乳期間解雇の合法性・無断欠勤判断基準・裁判解釈の多義性
S. Tachibana
Hさんは2005年3月、上海の人材派遣会社D社からソニー(中国)有限公司上海分公司(以下「ソニー」)に派遣され、勤務していた。2008年以降、Hさんは固定期間の「労働契約」および「派遣協議」を3回締…
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日系企業よ、優秀な現地人マネージャーに日本語力を求めるな!
S. Tachibana
● 「人材」、「人」から「材」への進化 「人」が溢れるけれど、「材」は希少。これは、ずばり中国やベトナムが直面する「人材」問題である。新興市場の希少資源は、もはや資本ではなく、優秀な人材である。下記の…
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【時事解読】高島屋中国撤退に伴うベトナム転戦、ハノイ不動産開発に勝算あるか?
S. Tachibana
高島屋は上海店閉鎖・中国撤退して、ベトナムのホーチミン店に資源を集中するかと思いきや、今度ハノイで不動産と学校運営か。あえて理由を詳しく言わないが、このままのベトナム転戦では、勝算が薄いと私が見てい…
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【Wedge】中国側から見た、上海高島屋の撤退
S. Tachibana
「上海高島屋はやはり、無理だった」。――6月26日付けの中国国内経済紙「第一財経オンライン」記事「高島屋閉店へ、有名日系百貨店敗退の背後」の書き出し。カルフールの話(参照『カルフール中国撤退、時代の…
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【Q&A】経済補償金の計算基準、カレンダー年度か直近か?
S. Tachibana
【質問】 (中国)会社都合の従業員離職で経済補償金の支払が必要となる場合、過去12か月の月平均賃金がベースとなると思いますが、たとえば入社8年の場合、直近の平均月額に×8とするのか、各年度でそれぞれ…
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【時事解読】香港の国際的地位動揺すれば、シンガポールがほくそ笑む
S. Tachibana
格付け大手の米ムーディーズ・インベスターズ・サービスは7月5日、香港の中長期的地位についてネガティブ・コメントを出した。 7月8日付けのNNAニュースは香港経済日報の記事を引用し報じた――。「香格…
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