マキアヴェッリ論(5)~米中貿易戦争はなぜ妥協できないのか?
S. Tachibana
<前回> 「君主は、自らの権威を傷つけるおそれのある妥協は、絶対にすべきではない。たとえそれを耐えぬく自身があったとしても、この種の妥協は絶対にしてはならない。なぜならほとんど常に、譲歩に譲歩を重ねる…
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【時事解読】米中関税上げは害より利大きい、6割の米企業は楽観的
S. Tachibana
6割の米国企業は、米国の対中貿易関税の引き上げは利益が弊害を上回るとみている。 マレーシアのメジャー華字紙「南洋商報」が2月15日付けの記事で、国際金融大手クレディ・スイスの調査結果を引用し報道し…
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マキアヴェッリ論(4)~善意から生まれる悪、性悪説があっての性善説
S. Tachibana
<前回> 「人の為す事業は、動機ではなく、結果から評価されるべきである」(マキアヴェッリ『政略論』) 「人を率いていくほどの者ならば、常に考慮しておくべきことの1つは、人の恨みは悪行からだけでなく善行…
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【事例・判例】セイコーウオッチ上海殺人事件、日本人幹部も殺されそうになった原因とは?
S. Tachibana
「セイコーウオッチ上海殺人事件、日本人幹部も殺されそうになった原因とは?」(Wedge寄稿・2月4日掲載) 判決書を公開ルートで入手したので、原稿を執筆した。事件の全貌がほぼ見えるようになった。決…
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マキアヴェッリ論(3)~愛されるよりも恐れられよ、経営者の鉄則
S. Tachibana
<前回> 「君主にとっては、愛されるのと恐れられるのとどちらが望ましいであろうか。当然のことながら、ほとんどすべての君主は、両方ともを重ねそなえているのが望ましい、と答えるにちがいない。しかし、・・・…
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旧正月(春節・テト)Uターンラッシュで切符買えずに欠勤、処罰できるのか?
S. Tachibana
旧正月(春節・テト)の連休で帰郷するのはいいが、なんと帰りの列車切符や航空券はUターンラッシュのために手配できなかった。結果的に休み明けに数日の欠勤となった。従業員はそれで「不可抗力」を理由に免責を…
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マキアヴェッリ論(2)~酷薄の悪評など気にするな、トランプ氏のブロッキズム
S. Tachibana
<前回> 「君主たる者、酷薄だという悪評を立てれられても気にする必要はない。歴史は、思いやりに満ちた人物よりも、酷薄と評判だった人々のほうが、どれほど民衆を団結させ、彼らの信頼を獲得し、秩序を確立した…
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マキアヴェッリ論(1)~正義なき力と力なき正義、醜悪と美弱
S. Tachibana
「歴史に残るほどの国家ならば必ず、どれほど立派な為政者に恵まれようとも、2つのことに基盤をおいたうえで種々の政策を実施したのであった。それは正義と力である。正義は、国内に敵をつくらないために必要であり…
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【時事解読】市民裁判もうやめよ、日大アメフト事件の教訓
S. Tachibana
日大アメフトの悪質タックル問題で、警視庁は2月5日にも、タックルをしたA選手を傷害の疑いで書類送検する。内田前監督と井上元コーチについては、試合映像の解析や関係者への聴取結果などから選手への悪質タッ…
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