8月2日(火)、社員旅行4日目。ホーチミン市内観光。
ホーチミン市西部にある中華街「チョロン」で、北京ダックのバケットを朝食にして、サイゴン大教会へ向かう。教会はフォトウエディングに絶好のロケーション。何組ものカップルがポーズを取っていた。
そういえば、90年代半ばベトナムを旅行したときも、サイゴン大教会を背景にフォトウエディングを撮るカップルを何組か見かけた。その当時は、新婦がみんなアオザイ姿だったが、いまは全員西洋風のウエディングドレスに変わった。
アオザイ姿。この20年、ずいぶん減ったような気がする。いまや航空会社や銀行の制服になり、ある意味で日常着の地位を失いつつある。近代化イコール欧米化という風潮によって、民族色がフェードアウトするのが実に寂しい。
セピア色の街並みを求めて、センチメンタルになるのはやはり年を取った証拠だろう。