「Marini’s on 57」のイタリアン・レストラン。何といっても、ツインタワーとKLタワーを同時に一望する絶景が圧巻。物珍しさで一度行く価値はあるが、日常的に通うレストランではない。
デートも良いが、ビジネス接待には最適な場所だ。初めてクアラルンプール来訪のお客様をご案内すると喜ばれるだろう。この日も日本企業の接待グループが早々と陣取った。
料理のほうは特に驚嘆に値する絶品は出ないが、無難というところかな。量が多い。大食いの私は欲張って9品コースを頼んだが、これはアジア人の胃袋が耐えられる量ではない。
紅白キャビア
アペリティーヴォで何品も出て、やっとスープ、リゾットに辿りつく。普通の日本人はもうここで満腹。ここからメイン料理が出るわけで、メインは何と肉と魚の2品。プリモ・ピアットは鴨のコンフィ、セコンド・ピアットはスズキ。
鴨のコンフィ
普通なら魚が先で肉が次だが、ここはなぜかまず肉が給仕される。多分、魚を食べた時点で肉が出ると、もう食べられないだろう。よくも配慮してくれたものだ。
まだまだ終わらない。ドルチェはなんと3品、デザート、チーズ盛り合わせ、チョコレート、それに食後酒もついてくる。もういい。降参。ご馳走様。Era tutto buono!
＜終わり＞