Marini’sのバー、黄昏とカクテルと陳腐化のロマンチック

 日曜午後は月例のコンサート。マーラーの1番、予想よりも素晴らしい演奏だった。余韻を引きずって、「Nobu」隣の「Marini’s on 57」へ足を運ぶ。夕食には時間が少々早いので、一杯ひっかけるにはちょうど都合が良い。

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 こういう高所のバーというのは、しっかり飲むには向かない。現代風に出来ていてお洒落だが、いま一つ魅力を感じない。ホテルの暗いバーカウンターでバーテンダーと世間話するのが好きだ。

161120-1749-kl-marinis-on-57_01今日も愛飲のモヒートをいただく

 とはいえ、文句を言うつもりはない。ファッショナブルな若者たちをウォッチングするには絶好の場所だ。

 まあ、せっかく良い雰囲気なのに、デート中のカップルはなぜ各自黙々とスマホいじりするのだろうか。黄昏とカクテル、見つめ合って愛を語る・・・。なんて、ロマンチックも陳腐化するものだ。

 愛飲のモヒートも飲み終わったし、早く夕食の時間にならないのかな。硬い椅子でお尻が痛くなるのも老化現象の一つであろう。

<次回>