ベトナム中部(7)~ハイアット滞在雑感、ダナンと韓国人

<前回>

 今回のダナン社員旅行の滞在先は、ハイアット・リージェンシー・リゾート。なぜ、ここまで韓国人客が多いのか。ホテル全館の8割以上、いやほぼ9割近くが韓国人家族であった。

ハイアット・リージェンシーのビーチ

 ダナンよりも、釜山の海雲台ビーチではないかと錯覚する。館内どこ行っても韓国語。朝のレストランも韓国人客の長蛇の列。プールはギャーギャーと子供と大人の叫び声の混声大合唱。

 私はうるさいのが苦手で、早朝にビーチサイドの静かなところで席を確保する。とはいっても、社員たちが席を外した隙間に、韓国人客がやってきて平気で席を横取りする。

部屋はきれい

 ビーチチェアにタオルが敷かれているし、しかも私物も置いてある。誰から見ても、他人の席であることは一目瞭然。なのに、平気で横取りする。しかも、戦略的なアプローチをかけて占領を図るのである――。

 まずは仲間同士でさり気なく雑談しながら、段階的にターゲットのビーチチェアへ接近。そして、知らないうちに腰を降ろして座り、徐々にお尻で占領面積を広げ、誰からも注意されないのを確認して最後に寝転がろうとする。

 もちろん、そこで私は一喝して「侵略者」を追い出し、失地を回復するのだが、それは1回2回だけではない。何回もやってくる。中に海から上がってきて、びしょびしょのまま座り込んで他人の席を平気で汚す人もいる。

 韓国人がどうのこうのというつもりはないが、今回はハイアット・リージェンシーに限って言えば、もう限界だ。このホテルの客層が偏り過ぎる。ハイアットに限らず、ダナンという街はなぜか韓国人が多い。ダナンと仁川間はなんと1日10便近くの定期便が飛んでいるのだ。

 事前情報サーチが不十分だったことを深く反省する。

<終わり>