アイスランド(2)~コペンハーゲン街歩きの1日

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 8月8日(火)、コペンハーゲン滞在。

 朝からは、ローゼンボー城(Rosenborg Castle)へ。1606年に夏の離宮として造営されたオランダルネサンス様式の宮殿である。

 建物はフレデリク2世の時代から19世紀までのデンマーク文化を代表する芸術品などの王室コレクションを展示する博物館になっている。王冠の宝石は圧巻。

 人魚姫の像。これはデンマークにやってきたお上りさんの必見コース。「着きましたよ。そこに立ってる像ですが、近くまで行かないと見えないんですけどね」。タクシーの運転手が目的地に着いた時の一言がショック。確かに小さい。というよりも、某国人観光客の大軍団、うるさい。

 人魚姫の像からゆっくり歩いて30分ほど、そこは、あのアマリエンボー城(Amalienborg Royal Palace)。冬の王宮である。この宮殿は、八角形の広場の周りに配された4つのロココ調の宮殿からなる。広場の中央にはこの宮殿の造営者であるフレデリク5世の騎馬像がある。いかにもヨーロッパっぽい場所。ここも某国人観光客の大軍団に遭遇。

 もう観光はこれでいいかな。ニューハウン(Nyhavn)へ行ってご飯でも食べようと。アマリエンボー宮殿の南にあるニューハウンは、観光地としても有名で、飲食店やアンティークショップなどのカラフルな建物が軒を連ねている。

 ふらりと入ったのは、「Nyhavns Færgekro」というレストラン。デンマークの伝統料理を出す店ということで、名物のスモークサーモンとデンマーク式肉団子を注文。

 味は悪くない。昼にもかかわらず、ワインまで飲んでほろ酔い気分。

 午後は、コペンハーゲンの銀座、ストロイエ通りの歩行者天国を散歩して、結局何も買い物せずにお茶して1日の街歩きを終了。

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