何を祝うかの53歳誕生日

 10月20日、53歳誕生日。家族と研修で来馬中のベトナム人社員と、クアラルンプールの寿司店「日向」で食事。

 フェイスブックでは、誕生日設定を外したので、大量のメッセージがやってくることなく、静かな誕生日になった。多くの祝福をいただくのが嬉しいことだが、返信怠りがちな私である故の措置だ。

 私はあまり社交的でないというよりも、年賀状を1枚も出さない人である。無論お中元やお歳暮などにも無縁だ。フェイスブックも3000名以上の友人がおり、1日平均10通規模の誕生日祝いメッセージを送ることは物理的に困難である。まあ、いろんな言い訳を並べながら、要するにその辺は不得意分野である。

 家族からも「少しでも丸くなったら」と切に願われていようと、一向に改善が見られない。恐らく死ぬまで改悛はないだろうと、最近は諦められたようだ。

 いろいろあって、誕生日に「何を祝うか」を考える毎年の定例行事である。53歳になった。