休眠口座を取り上げるな!生存証明のために銀行出頭

 木曜日、銀行の用足しに珍しく外出。駐車場が空いているうちにと思って朝の時間帯を利用して出かけた。午前10時20分頃、銀行の店頭に到着すると、何とシャッターが下ろされたままだった。

 あれ、まさか今日は祝日?そういえば、私はいまだにマレーシアの祝日を全く覚えていない。早速警備員に聞いたら、あと10分で窓口が開くから待ってくれと。今日は何で10時半という中途半端な時間に開くの?よく見たら、レギュラーだったことが分かった。

 しかも、閉店時間は平日18時30分とずいぶん遅い。さすがショッピングモールの中の銀行は営業時間も、客に合わせて設定されているんだなと感心。

 銀行にやってきたのは、私の口座が凍結され、解凍するために本人出頭が必要だったからだ。家の財政はすべて妻任せで私は普段、自分の口座をいじることがまったくない。何と3年も入出金がないため、ついに口座が凍結された。

 先日、銀行から手紙がやってきて、このまま7年経過すると休眠口座は正式閉鎖され、預金が国庫に没収されるという恐ろしい内容だった。要するに、死亡扱いということだ。死んでいないことを証明するために、本人出頭が必要なわけだ。

 パスポートを提示し、所定の書類に署名し、十数分で口座解凍手続が完了。めでたく生存証明ができた私もほっとして、銀行近くのレストランで肉骨茶(バクテー)のランチをいただいて帰宅。