<KL>蒸時代海鮮蒸気火鍋、ユニークな二重鍋と極旨鍋粥

 クアラルンプールで珍しい火鍋屋を発見――「蒸時代海鮮蒸気火鍋」。場所は伊勢丹ロット10の裏の裏、リッツカールトンから徒歩5分のJalan Imbi沿い。

 シーフード中心の具材で水槽から選んで調理してもらう。ここまではどこの海鮮料理店とも同じ。本日のメインは少々値が張るが、どうしても食べたいミル貝を選んでみた。

 鍋のほうは他店と違って、ユニークな二重層構造になっている。上層部の薄い網鍋を外すと、下層部の鍋本体が見えてくる。そこに米や肉などの具材とスープを入れ、ぐつぐつと鍋粥を煮るのである。

 上層部の網鍋に海鮮の具材を乗せて蓋し、下層部から上がってくる蒸気を利用して加熱する。加熱された具材からぽたぽたと(海鮮)汁が下層の鍋本体に落ち、そこで肉汁と海鮮汁が混ざり、鍋粥のパワーアップにつながる。

 さてさてと、まずは前奏曲としてホタテ貝蒸し。具材によって蒸し時間が異なるが、スタッフがタイマーを設定してくれるから、安心だ。同時に、ミル貝の刺身がやってくる。これは旨い。コリコリして・・・。

 どんどん具材が運ばれてくる。マナガツオも蒸そう。これも無論水槽から選んだもので、新鮮。蒸すだけなので、味はあっさりとしている。満腹感があっても別腹でペロリと食べられてしまう。

 湯気が立ち上るなかの食事は、微妙に北国気分になる。冷房がやや強めに効いているところはまたいい。冷熱のバランスも食欲増進につながる要素になる。

 そこで思わず白酒が飲みたくなる。これを想定して、自宅からわざわざ北京で調達してきた白酒を持ち込む。事前にレストランに電話したら、酒の持ち込みはなんと無料だと。素晴らしいルールだ。

 いよいよ終盤に差し掛かる。クライマックスはやはり、鍋粥なのだ。ぐつぐつと肉汁と海鮮汁の混合体が白濁に煮立った状態でいただく。表現できない味だ・・・。どんな味かって?食べてみるしかなかろう。

 ご馳走様でした。

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