11月のPMI指数とG20、中国の先がそろそろ見えてくる

 金曜日(11月30 日)、中国11 月製造業PMIの発表が気になる。すでに2か月連続でダウンしている。50.2というラインに立っているところだが、これで指数が50を割るかどうか、注目したい。

 時期的には米中貿易戦争の影響がじわじわ出始めている。さらに来週アルゼンチンで開催されるG20に際して開かれる米中首脳会談(ドタキャンもあり得るだろうが)の結果を踏まえて、中国の先が見えてくる。

 トランプ氏の当座のカード、譲歩の条件は3つ。1つは、残りの2670億ドル分の追加関税に手をつけないこと。2つ目は、現状2000億ドル分の追加関税10%を年明けてからも25%に引き上げることなく据え置きにすること。さらに3番目は前記1プラス2の大サービス。ただたとえ3番目の大サービスでも、中国はかなりしんどい・・・。

 さてさて、4番目の特大サービスはあり得るだろうか。

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