積丹と小樽の旅(4)~しゃこたんブルー、いかにも日本的な美しきブルー

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 数ある積丹半島の岬の中でも、鋭く突き出た地形が特徴になっているのは、神威岬。

 駐車場から女人禁制の門までの道は舗装されているが、その先はアップダウンの険しい小道になる。先端まできつめの傾斜を登ったり下ったりして20分以上はかかる。途中の景色を写真に収めて引き返す人も多いが、先端まで行く価値は絶対ある。

 息を呑むとはこういうことだ。灯台のある先端部では、視界いっぱいに広がる海と空が待っているのだ。海と空が一体化しているような絶景である。疲れが一気に吹っ飛ぶ。

 何よりも海の青さ。独特の青さ。エメラルドグリーンでもなければ、コバルトブルーでもない。深みと透明感が有機に混在しているこの独特の青さは、「しゃこたんブルー」という名を持っているのだ。何と言うか、いかにも日本的なブルーなのである。

 美し過ぎる。見惚れてしまうほどの美しさだ。来てよかった、積丹。

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