「WeChatがないと不便だ」という人たちへの一言

 「WeChatがないと、不便だ」と文句を言う人がいる。

 GoogleやYouTube、Facebook……、数十は下らない米国等の海外サイトが中国にブロックされている。米国がせいぜいWeChatやTik Tokという2つのサイトを、しかも個人情報漏えいという安全上の理由で遮断しようとしただけで、文句を言われる筋合いはない。

 中国国内にいる人は、海外の情報を知る権利を奪われているが、海外からは中国との通信手段の1つや2つが減るだけで、代替手段はいくらでもある。通信の自由は従来通りに保障されている。文句を言われる筋合いはない。

 逆に、世界で通用されている標準仕様の通信ツールをほぼ全部遮断し、中国独自仕様を諸外国に浸透させる。その陰湿な下心が透けて見える。

 そういう背景を無視して、WeChatがないと不便だとか、言いたい放題という人たち(特に日本人)。あなた達は、そういうことを言うなら、まず中国にGoogleやFacebookを開放させるのが先決だろう。ワシントンよりもまず北京に抗議すべきだろう。天安門広場に立って叫ぶほどの勇気はないのを知っている。せいぜい中国系SNSに不満や抗議を書き込んでみたら如何?次の瞬間にドアがノックされるかもしれないが。

 民主主義下の権利を享受し満喫している人たちよ、あなた達は僅かな利便性や自己利益で、民主主義を悪用し、民主主義を覆そうとする独裁側に立ったとしても、民主主義に罰せられることはないかもしれない。だからこそ、胸に手を当てて良心に自問してみよう。それでも、WeChatがないと不便だと文句を言い続けますか。たとえ文句を言っても問題はない。それはあなた達の自由だ。

 ただ、私はあなた達を見下す。とことん見下す。差別するわけではない。区別だ。あなた達と区別して、棲み分けしよう。

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