最近、よく行く店といえば、このブログでも紹介したことのあるスタミナ苑です。
肉がうまい、料金もリーズナブル。あと、面白いことに、この店のメニューには、無料アイテムが入っています―豚足。
私は、豚足が苦手です。でも、無料といえば注文してしまいます。肉が硬くて骨が大きくゴツゴツしていて、とても食べにくい。
焼こう!豚骨用のタレを丁寧に塗りつけて、こまめに裏返ししながら、網の上で焼くこと5分間。すると、別物のように出来上がります。
肉のゼラチン質が溶け出して、トロトロになった部分に、タレの甘みがしっかりと染み込んでいる。そのうえ、程よい焦げ目が香ばしくて食欲をそそる。
豚足を頬張っていると、周りのテーブルから異様な目線を感じる。ああ、豚インフルエンザのこと?だって、インフルエンザの名前も変わったし、WHOのフクダさんも豚のせいではないと言っているのではないか。
豚足を食べ終えたころ、気がついたらお店のなか、満員状態。凄い!この熱気。もしや景気回復か?!それよりも、かなりこの店は利益が出ますね。早速ウエイターを呼びつけて、「これだけの繁盛店だと、結構給料も良いだろう」と聞いたら、ウエイターが肩を落として暗い表情になる。「私たち、どんな頑張っても月給1200元しかもらえませんよ、お店が繁盛しても老板の儲けだから、私たちに関係ないさ。それに、従業員の流動率が凄いよ、すぐ辞めてしまいますから」
これじゃよくないですね。お店でも会社でも、業績連動はやはりモチベーション向上の基本ですが・・・といっても、レストラン業の人事労務管理は確かに大変だと思いますが・・・。