9月16日、南方航空CZ3908便、30分遅れて北京に到着。
思ったよりも、蒸し暑かった。市内で用事を済ませて、すぐにホテルにチェックインした。今回泊まるホテルは、涵珍園ホテルというちょっと珍しいホテルだ。老北京の四合院で、清朝の将軍の邸宅を改造したホテル。胡同の奥にあって、大通りでタクシーからおろされ、探すのにずいぶん苦労した。
ホテルというよりも、大邸宅。客室に一歩入ると、一般的な洋式ホテルと何ら変わりもないが、ホテルの構内はやはりすばらしい。貫禄たっぷりの四合院建物、赤提灯、庭の池に泳ぐ鯉、西太后でも出てきそうなムードが漂っていて、何だか 「吉祥」(ジーシャン)や「請安」(チンアン)といった清宮廷内の挨拶にぴったりだ。
明日でも、ゆっくりと構内を散歩してみよう。