ロシアの悲劇と中国の学習

 ロシアは、ソ連崩壊後にNATO加盟を希望し、西側陣営に入ろうと懸命に努力した。しかし、跳ね返ってくるのは米国の冷遇、蔑視と敵対行為だった(トランプ除外)。プーチンはついに悟ったのだ。

 国家の尊厳、国益を考えるうえで、もし私がロシアの指導者なら、プーチンと同じ行動を取っただろう。善悪の次元ではない。もちろん核も選択肢から消えることはない。どんな批判でも構わない。

 そして中国や北朝鮮はロシアの背中を見てより一層決意を固めたことだろう。この現実は世界全体の利益になるのだろうか?本当の敵は、中国であって、ロシアではない。トランプは正しかった。

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