北京出張を終え、3月19日の朝便で上海へ帰還する。
今回利用するのは、海南航空7605便のファーストクラス。ファーストクラスといっても、早朝便の特別割引適用で、何と正規エコノミー料金で乗れてしまうのだ。
北京首都空港には、3つのターミナルがあって、海南航空は一番古い第1ターミナルを利用している。私は、この第1ターミナルが大好きなのである。理由はこじんまりとしていて、歩行移動距離が短いからだ。
海南航空ファーストクラス専用チェックインカウンター(北京首都空港)
海南航空のファーストクラスは、独立した専用チェックインカウンターが設けられている。無料ドリンクコーナーやソファーもあって、しかも、座ってチェックインする。もちろん、待ち時間ゼロ。至れり尽くせり。
そして、何と、その専用チェックインカウンターのすぐ裏に、専用セキュリティーチェックがある。保安員6人も待機中。私が現れると、一斉にニコニコして「いらっしゃいませ」。乗客はほか一人もいない。ここも、待ち時間ゼロ。
さらに、専用セキュリティーチェックを出ると、赤じゅうたんが敷かれており、すぐに、ファーストクラス専用VIPラウンジがそこにある。広々とした空間にふかふかのソファー、無料ドリンクはもちろんのこと、朝食も饅頭4種類、卵料理、お粥、漬物・・・
いざ搭乗。機内に入れば、ジャケットを客室乗務員に預かってもらい、ゆったりとした座席で新聞を広げる。出発待ちの時間には、まず、ドリンク、スナック・サービス。それで終わりかと思ったら、「スリッパに履き替えて、お寛ぎください」と、スリッパを袋から出すだけならまだしも、こちらが革靴を脱ぐと、両足にしっかりとスリッパをはめてくれ、最後は革靴を一角にきれいに揃えてくれる。何だか、王様気分だ。
離陸後は、またもや朝食が出る。メインは、お粥と泡飯(パウファン)、焼きそばから選べる。
早起きだったので、すぐに眠気に襲われる。海南航空のファーストクラス(A330型機)は、シェルフラット構造のシートになっている。180度に倒せば、ベッドになる。乗務員がすぐに毛布を持ってくるかと思いきや、何と布団を持ってきてくれた。ふかふかの掛け布団だった。熟睡。
2時間のフライトはあっという間。もっと、飛んでほしかった・・・
いいですね。
私も利用したい。