8時間の講演+6時間の移動・飛行

 4月22日、長い長い出張の最終日、広州で自社開催の1日研修会。15名の満席。

 9時30分スタート、1時間ちょっとの昼休みを挟んで、17時45分終了。4月15日の東京セミナー同様、8時間(正味7時間)の講演。

 最近、立って話すのが習慣になった。逆に座って話すと、力が入らなくなり、眠くなったりすることもあるので、何処に行っても基本的に「立ち話」だ。とはいえ、長時間立って話をしていると結構体力を消耗するし、講演会ははっきり言って肉体労働だ。あと、力を入れて話し、白板に書いたりすると熱くなる。エアコンを強めると今度、静かに聴いてくれている皆さんが寒がる。難しい。

36302_2広州セミナー(4月21日)

 広州はすでに蒸し暑い。8時間もの講演が終わると、シャツの襟や背中が汗でべとべと。経費削減と時間節約のため、セミナーが終わると、その足で空港に向かう。

 20時30分発の南方航空CZ3595便のチェックインを済ませると、空港ターミナルのカフェで簡単な夕食を取る。急いで搭乗口に走り、ついたのは20時15分。しかし、係員が一人もいず、搭乗開始の気配はない。

 出発時刻の20時30分過ぎても、何らアナウンスもない。待つしかない。20時45分、ようやく機嫌悪そうな係員がゲートに入る。相変わらずアナウンスがない。21時5分、搭乗開始。

 21時20分、やっと出発。50分の遅延について、航空会社から一言も説明や謝罪がない。中国はいくら経済成長しても、やはりサービス業は「原始社会」のまま進化しない。

 23時15分、上海虹橋空港着。社用車に乗り自宅に着いたときは、日付が変わっていた。

 疲れた。本当に疲れた。上海→大阪→東京→上海→台北→広州→上海の11日間出張。自宅の枕が恋しい。ゆっくり寝たい。