4月28日、ホテルでルームサービスの朝食を取り、爽やかな朝を迎える。
午前は、天津市内の顧客J社訪問。雇用形態の変更に伴う取り扱いについて助言。1時間弱のアポが終わると、天津駅にタクシーを飛ばす。
12時25分発の高速列車で北京へ向かう。天津は、前職ロイター時代に出張で来たことがあり、今回の訪問は13年ぶり。当時高速鉄道などがなく、タクシーをチャーターして片道3時間の道程で来ていたものが、いまはわずか30分に短縮された。当時に比べると、天津は高層ビルが林立するようになり、目を見張るほどの変貌振りだが、人の服装などは北京や上海に比べると、まだまだ地方都市の色彩が濃厚だ。ネクタイと背広姿で街を歩いていると、じろじろ見られる体験は十数年前と変わらない。
早速、高速鉄道に乗車。大声で携帯電話で話す人を除いて、一等車は日本のグリーン車と変わらない。とてもきれいだ。列車が天津駅を出ると、ぐいぐいスピードを上げ、あっというまに時速330キロに達する。日本の場合、山陽新幹線の最高速度は時速300キロだが、それを越えるスピードで天津・北京高速鉄道が走る。
30分後北京南駅に到着。ここからは、タクシーに乗り換えるが、逆に時間がかかる。南駅から三元橋の発展大厦まで45分もかかった。
発展大厦にある顧客企業T社とのアポまで40分ほどあったので、1階のカフェでランチを取ることにした。
T社アポの次に、K社アポが入っていたが、フライトの時間までぎりぎりなので、K社副総経理のご好意で社用車で迎えに来てくれ、そのまま北京空港まで送ってもらい、車内打ち合わせという異例な展開となった。
19時過ぎ、中国国際航空便で北京を飛び立つ。機内で夕食を取り、例によって熟睡。2時間後上海に帰着。
またもや極疲状態。