日本人が餓死しないために

 私からみると、日本人はとっくに勤勉さなど忘れている。

 無駄な仕事にしがみついて給料をねだり、あってはいけない安定・安心を求める。当然生産性が低下し市場に淘汰され、給料などは上がるはずもない。

 大体お寿司どころか居酒屋などでさえ行く財力もないので、身分不相応な消費をするわけだから、安値をひたすら求める。消費市場の相場を社会主義的メカニズムで押し下げ、ブラック企業を生み出したのは日本人自身である。

 憲法25条の国民の「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」の保障は、国家の「努力義務」に過ぎない。逆に働く義務を果たさない国民は、働かざる者食うべからずだ。

 第三次産業の大幅縮小、第二次・第一次産業へのシフトは日本再生に欠かせない。海外から工場を持って帰る。産業回帰して、日本の再工業化・再農業化に取り組み、半分以上のホワイトカラーを工場や農村に送り込む。実業で額に汗して稼いでもらう。

 ものづくりは日本の原点。ものを作って自給自足するだけでなく、海外にも売る。ならば、円安は大いに歓迎すべきだ。日本はどんどん世界から稼ぐ絶好のチャンスである。

 さもなければ、中国に頭を下げて、どうぞ安いニッポンを買ってくださいとお願いするしかない。違いますか?

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