自共対決の時代、志位和夫氏は優秀な人だ

 志位和夫氏は、優秀な人だ。

写真:日本共産党JCPサイトから

 90年代前半、私は志位氏と同じ千葉県船橋市に住んでいた。船橋駅前ではよく立ち止まって、氏の演説を聞いていた。スーパーで買い物中の氏とすれ合ったこともあった。氏にはなんとなくある種の貫禄を感じた。

 当時、彼は30代の若さで党書記局長の座についた。93年の衆院選に千葉1区(当時)から出馬して初当選した。よく、頑張ったと思う。

 言っておくが、私は反共産主義者だ。ただ、共産主義者の生き方や仕事のやり方には強い興味をもった。人間的に、私は志位氏を尊敬している。決して共産主義でない(と私はそう思っているが)ある種の原理原則を貫いている。帝王学も精通している。

 日本共産党の戦略は、明確だ。まず「万年野党」の位置付けが不動だ。共産党のままで日本の与党になることはほぼ不可能だと判断したからだ。

 今回の衆院選。裏に共産党が控えている立憲野党の戦略は非常に明確、「政権交代」。それに対して自民党の戦略は「政権維持」なら、高市早苗氏を総裁にしたほうが断然勝率が上がるのに、そうしなかった。自民党は、党益よりも、個益優先。しかし一方、共産党はさっさと候補者を取り下げ、短期的党益すら無視している。ドライな戦略家だった。

 共産主義者までいかなくとも、リベラルというか左派というか、保守と比べると、ある特徴が見られる――団結力。2020年の米大統領選も同じだった。バイデン民衆党陣営の団結力だけはすごかった。

 私は以前からいってきたことだが、自共対決の時代は必ずやってくる。

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