週末の美食雑談

 金曜日、午後14時30分から顧客訪問2社。

 打ち合わせが終了したのが、19時だったので、どこかでご飯を食べて帰ろうと、行き着けの日本料理店何店か予約の電話を入れてみた。

 電話したA店も、M店も、G店もすべて満席。M店だけ個室1つ空いているので、行くことになった。本当はカウンターで、マスターと面と向かって楽しく会話しながら食事したかった・・・

43945_2本日もご馳走様でした(M店にて)

 余談になるが、最近色々な料理店に行くと、「立花先生のブログを拝見しております。当店のことも書いていただいて、ありがとうございます」と言われることが多い。

 このブログの「グルメ」コーナーで書いていない店でも、美味しい店があるのだが、決して、差別しているわけではない。私は自分の感じたことをストレートに表現しているだけで、あくまでも「立花が主観的に、美味しいと思った店」ということで理解してほしいし、また私のコメントを気にせずに、いろんな店に足を運んで、美味にありついてほしい。

 一つだけ、私は、「食べ放題系」は基本的に行かない。

 上海のフリーペーパーは、日本料理のことを、「食べ放題系」と「非食べ放題系」に分類しているものが多い。それを見て、違和感を持たずにいられない。いつの間にか、日本料理がこのような分け方にされたのか。特に、日本料理といえば「食べ放題」を連想する外国人を見ると、悲しくなる。

 決して食べ放題自身を非難するのではない。市場需要があっての供給であり、それはそれでいいのだが、メディアのあり方を考えてほしい。いや、メディアのあり方だって、広告収入の大部分が「食べ放題」系から来ているのならば、そのあり方も間違っているとはいえない。

 まあ、この件は「立花のつぶやき」ということで、忘れてほしい。

 最近、徐々にではあるが、「非食べ放題」系の店が増えてきたようだ。なかに、日本と変わらないほど美味しい店も勢力を伸ばしている。もしや、上海の日本料理業界は、新時代の到来を迎えようとしているのではないかと、私は密かに喜んでいる。

 といことで、今日もご馳走様でした。