1月3日(月)。7時30分、ホテルをチェックアウト。8時発のフェリーでLumutに渡り、待機していた車に乗って一路クアラルンプールへと向かう。正午、クアラルンプール市内のリッツカールトンに到着、チェックイン。
すぐに街へ繰り出す。マレー風カレーが食べたい!
最近のマレーシアでは、人々のライフスタイルがアメリカナイズされたせいか、カレーなどの伝統的食べ物がすっかり影を潜めるようになった。
ホテルから10分ほどタクシーを飛ばしてやってきたのが、「Nasi Kandar Pelita」というローカルフード専門の大衆食堂。
ナシ・カンダール(Nasi Kandar)とは、インド系ムスリムから流入した食文化で、私流にいうとマレー風カレーの代表格だ。皿に白いご飯を盛り、好きなおかず(チキンやマトン、魚、野菜など色々なカレー)を乗せていき、混ぜて食べるスタイル。
カンダールとは、天秤棒のこと。昔は天秤棒にバケツをぶら下げ、その中におかずを入れて担いで労働現場へ行き、労働者相手に食事を提供していたそうだ。
様々な具材のカレーがミックスされると、不思議なハーモニーが出来上がる。もはや言葉で形容できない。
やっぱり、うまい!