恥を晒す

 今日は、猛省の日である。月曜朝の顧客S社打ち合わせで発覚されたことだが、私の手違いで、提出するべき成果物の一つが漏れていた。急きょ社内担当者に作業してもらい、何とか午後の本会議に間に合ったが、私のミスであることは、何ら弁解する余地もない。顧客に真摯な謝罪はもちろんのこと、帰社後、全従業員にも謝罪のメールを出した。

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社員の皆さん、

 S社案件について、私は、顧客メールの処理で所定の標準手順に従って「処理待機中」分類に入れなかったため、一部処理漏れとなったうえ、同類案件が多いことから、作業完了と勘違いしていました。当日、社内担当者に急きょ作成をしてもらい、結果的に本会議直前に提出しましたが、顧客に迷惑をかけ、大変悪い印象を与えただけでなく、社内のみなさんにも大変迷惑をかけてしまいました。私は、リーダーとしてこのような行動は、到底容認されるべきものではありません。恥をも知るべきであり、深く反省し、皆さんにお詫びするとともに、以下の改善措置を即時実施し、今後とも皆さんから厳しい監督をお願いします。以下改善措置 1、2、3・・・
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 同じミスでも、上司の私がしたことで、罪は三倍くらい大きい。とことん頭を下げて謝罪して、また謝罪する。そして猛省のうえ、しかるべき改善策を講じる。恥は隠せば隠すほど大恥になる。言い訳は千万とある。言い訳すればするほどダメ人間になる。顧客にも、社内にも、そしてブログでも恥を晒す。

 恥を晒して進歩したい。