東北産品を買おう、食べよう!がんばれ東北

 4月14日(木)、東京セミナーが終わり、ほっとした。

 連続3日間、宮城や福島など東北産の酒を飲み続け、東北産の肉や米を食し続けた。

 東京も自粛ムードが薄れ、飲食店には客足が戻りつつある。私は自粛反対派である。自粛は一週間や半月で十分だ。あとは、復興だ。復興には経済回復、活気が欠かせない。

 2004年12月26日、スマトラ島沖の巨大地震と津波は、20数万人の死者を出す未曾有の大惨事となった。その1ヶ月後、私は春節休暇を予定通りにプーケットで過ごした。思い起こせば、当時周りから反対の声が一つや二つではない。安全理由上の好意な進言もあったが、「こんな大災害の直後という非常時期に、現地入りしてリゾートするのが不謹慎ではないか」という非難の声もあった。私は聞く耳を持たずに、予定通りに現地へ飛んだ。(詳しくは「2010年12月11日 震災津波直後の「不謹慎」なリゾート」

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55070b_2私が食した東北産の地鶏肉、とてもジューシーで美味しい

 東京では、東北産品の買い上げを呼びかけるレストランや店が増えてきた。私は胃袋を二つ三つにして美味しくいただきたい。

 東北では、原発の影響で、牛乳が搾り捨てられている、農産物が田んぼの中で潰され、処分されている。テレビを見て、私は涙が止まらない。

 私たちが大都会で暮らし、過剰な電力消費して原発を一つ二つと増やしてきた。結局、何の罪もない東北の人たちに大きな大きな苦痛をもたらした。私たち、責任を感じずにいられるのだろうか。石原都知事が言っていた天罰は、私たち全員に与えられるものだと思う。

 そして、東北の人たちは汚染されたものを決して送り出さない。私はそう信じている。