新年の抱負や夢、参照点の設定

 2024年、新年明けましておめでとうございます。

 新年といえば、抱負を語る時期なのだが、私は抱負も夢も持たないリアリズムである。年を取ってからそうなったのではなく、若いことから一貫して抱負や夢をもたない主義だった。

 抱負や夢を持っても、基本的に達成できない。後からがっかりしたり、自信喪失したりするから、負の感情が生まれる。私は抱負や夢を持たずに、大体の方向感をもって日々最善を尽せばそれでいいと思っている。予想外の成功を手に入れれば、ラッキーだ。神様にただひたすら感謝する。

 私は引き算をしない。足し算をする。参照点の設置について、高く設定すればするほど、未達の際の失望感が大きいからだ。

 神社へ行って願い事をすることもしない。神様には感謝のみで、こうなるようああなるようにと期待やいささか指図するようなことはしない。不謹慎だからだ。失敗や病気、心身的な苦痛は、すべて神様がアレンジしたものであるから、試練と思って受け入れたい。

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