2023年最後の日、今年の大きな変化とは

 2023年最後の日。今年の大きな変化はなんといってもコロナの終結。一応、普段の生活に戻れたものの、私の場合は臆病者でなかなかマスクを外せずに、まだ感染症の陰から完全に脱していない。

 個人的な大きなイベントは、自宅の購入と地方スレンバンへの転居。これもコロナがあっての一念発起。高層ビルアレルギーで都会生活が元々好きでない私は、山々に囲まれる住環境のほうがよほど落ち着く。

 クアラルンプールの場合、ツインタワーが見える高層コンドミニアムに人気が高いというが、私にとっては無意味だ。あるいは日本人が集まるモントキアラは、あの界隈にある何軒かの料理店以外にほとんど行くことはない。

 シッピングモールに至近距離とか、またどんな意味があるのだろうか。田舎に住んでいると、モールよりも日常的に小さな店を使う。人間的な付き合いもたくさんあるし、ムラ感満点だ。

 ムラと言っても、決して日本式のムラではない。相互監視もなければ、同調圧力もない。助け合うだけだから、有難い。地元の友人はみんな家族ぐるみの付き合い、温かみがあって微笑ましい。

 来年も、スレンバンの生活を満喫したいと思う。

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