本移住手続で渡馬、イポーに夢を託して・・・

 7月13日に久しぶりの広州セミナー。それに先立って移住本許可手続(MM2H)のために、マレーシアへ渡航する。

82731_2在上海マレーシア総領事館発行のMM2H Single Entry Visa

 先日、在上海マレーシア総領事館から、「MM2Hシングル・エントリー・ビザ」が発給された。これは、移住ビザMM2H本手続のための専門入国ビザである。これを取得しなくても、日本人はノービザで入国し90日以内の滞在が可能だが、ノービザで入国してMM2H本許可を受けようとすると、そこで「Journey Performed Visa Fee」といって、一人あたり500リンギットの費用が発生してしまう。無駄な出費を抑えるべく、事前に上海でこの「シングル・エントリー・ビザ」を取得した。

 今回の渡馬は、移住条件(本許可)となる銀行定期預金口座の開設、健康診断の実施、医療保険の加入、そしてMM2H本許可交付など諸手続が予定されている。それ以外に、不動産の下見を複数の仲介業者やデベロッパーに依頼している。

 不動産の購入は、主流となるクアラルンプールとペナンよりも、私はイポーという地方都市に注目している。

 日本人に馴染み薄い街だが、イポーは一応マレーシア第3の都市である。人口は70万人規模で、平方キロメートル当たりの人口密度は東京23区の 1万5000人に対して、イポーは1000人で、東京の15分の1である。

 緑豊かで高層ビルがなく、風光明媚な自然に囲まれるこの街は、実はグルメで有名。現在、イポーの住民の7割が広東系華僑で、伝統的な広東料理はもちろんのこと、マレーやインド風味を加えた独自の食文化が魅力的。B級グルメ天国である。

 イポーは、もやしが美味しい。綺麗な水で育ったもやしは身がふっくらでシャキシャキ。街を囲む石灰岩の岩山が水をろ過する為、他の土地に比べても水が綺麗と言われる。

 明日は香港経由でペナンへ飛び、明後日は念願のイポー入りだ。