中国に骨をうずめないために・・・

 明日9月27日からは広州セミナー出張。広州で2泊して、クアラルンプールへ飛ぶ。国慶節連休はオフビジネスのマレーシア移住視察ツアー。個人的には、イポーでの住居を最終的に決めたいと思う。

 中国で頑張っていく、「中国に骨をうずめる」と決心を語る日本人も少なくないようだが、決心の表明ならまだしも、本当に中国に骨をうずめてもいいのか。私自身は何度もこのブログで言っているのだが、さらさらその気はない。

 世界中に永住の地を求めつつ、最終的にマレーシアに決めたのも消去法的な手法によるものだった。欧米企業出身の自分は、逆説的にアングロサクソンの世界には住みたくない。人種差別などの話よりも、欧米系はロジックという世界では、アジアより平均的に優れているが、感覚の繊細さについてはアジアに及ばない(異なる感覚の形態といった方がいいかもしれない)。あとは、私にとって食の問題が大きい。和食や中華、アジア料理の世界から離れると、食のホームシックで多大なストレスになる。

 アジアの中では、まず中国本土と空気の悪い香港が排除され、台湾は地震などの自然災害が多くて、とても好きだが割愛せざるを得なかった。フィリピンは土地的に肌が合わないし(人間は大好きだが)、政局安定性の問題とあとはやはり自然災害の多さで断念。

 最終候補に残ったタイとマレーシア。気持ちはいったんタイに傾いたのだが、最終的にマレーシアに決めたのは、言語、不動産所有権と(準)永住権の3点における優位性だった。

 ということで、今回は今年3回目のマレーシア視察、いよいよ最終ゴールに向けてGoだ。