再度ミャンマー出張、先遣部隊がゲリラ戦でノウハウ蓄積

 来週日曜日(27日)から、急きょ、ミャンマー出張になった。

 現地事業の立ち上げに一部調整が入り、現地に出向く必要が生じた。2月は日本出張やセミナーで日程が完全にブロックされてしまっているので、1月に2回のミャンマー出張になった。

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 偶然にも、同じ時期にヤンゴンへ出張する知人(日本人)が4人もいる。その中の2人は初のミャンマー視察なので、ミニビジネスツアーで合流することになった。

 ミャンマーが空前のブームで、メディアが煽っているという意見も多い。逆に、メディアが煽らない限り、日本人はなかなか動かないので、よかったじゃないかという意見もある。二つの側面から見ているので、どれも正しいと思う。

 メディアがいくら煽っても、経営者の経営判断、意思決定だけは自らの責任で行うべきだろう。進出するかしないか、作為か不作為か、どっちにもリスクが付きまとう。リスクから逃げるよりも、リスクとの正しい付き合い方を知る、これがよほど大切だ。

 仕事上では顧客企業に過激な助言はご法度だが、自社となると、どんどん実験台にすることができる。「OJT」を会社レベルに置き換えると、「OBT」、オン・ビジネス・トレーニングになる。実際にビジネスをやって、失敗して、血だらけになって初めて体得するものがたくさんある。これが貴重な財産になる。

 コンサル会社やコンサルタントは先遣部隊だ。早い段階で現地に入り、ゲリラ戦でノウハウを蓄積して、大部隊の企業進出を現地で迎える、このような布陣で臨みたい。