解雇せよ!下水とトイレそして下剤も

 4月中旬の「解雇・リストラセミナー」は、レギュラーシリーズの少人数研修(15名~20名)だが、なんと、50名近くの参加申し込みが殺到した。やむを得ず会場増設、追加開催となった。

 労働法関連の厳しい解雇規制問題もあるなか、日系企業のダウンサイジングと撤退傾向が鮮明になってきた。パッシングチャイナは避けられない時代の流れだ。

 さらに中国で引き続きサバイバルしていく日系企業には、労働生産性の向上は欠かせない。優秀な人材の定着とともに、廃材や怠材、惰材はどんどん首を切って社外に排出する以外方法がない。

 つまり、新陳代謝機能である。新陳代謝のなかでは、「新」よりも「陳」、「陳腐物の排出」がより重要で、排泄しなければ、栄養を取り入れようがない。

 「解雇」は決して悪ではない。いや、善であり、大きな善である。企業だけでなく、排出される従業員に対してもだ。一日も早く自分に適した企業へ再就職したほうが幸せだ。

 廃材排出には、下水、トイレ、紙、ときには下剤も必要だ。専門家として全力挙げてバックアップする。