水ナスのおいしん坊、またもやたらふく万歳

 大阪のANAホテルに泊まると、必ず近くの新地のある店に足を運ぶ――「弁天」

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 グルメに関して東京は当たり外れがあるが、大阪は平均的にどこに行っても旨い。新地で私がよく行くのはこの「弁天」である。美味しい店に辿りつくには、基本的に勘に頼る部分が多い。「弁天」もぶらぶら新地を歩いていると何となくのれんをくぐった一店だった。

100716b_3水ナスの浅漬け
100716_3鮑刺身

 季節もよろしく、この店で必ず注文するのは、水ナスの浅漬けである。いやいや、これは何時食べても旨い。あの食感は何と言うか、野菜よりもフルーツ。しかも甘くないフルーツというのは、そのアンバランスが最高。

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 ほかにももちろん、美味しい。メニューを手にしてあれもこれも欲張ってしまう一店で、ああ、またもやたらふく万歳・・・。