中国生活に終止符、いろんな表情の送別

 2013年9月26日、13年余りの中国生活に終止符が打たれた。虹橋発の全日空1260便で、家族・愛犬2匹とともに上海を発った。

103318_2出発を待つ、空っぽになった上海自宅で最後のお茶

 出発直前まで壮行会や送別会だけでなく、この1か月になんと駆け込みセミナー9回もこなしてかなり慌ただしかった。

 激励の言葉、労いの言葉、別れを惜しむ言葉、そして、喜びの言葉もあった。毒舌といわれる私の中国離脱を喜ぶ人が多いだろうとし、拍手を送るといった趣旨のコメントを、日本在住の某著名中国人作家・ジャーナリストが彼のフェイスブックに記したのだった(友人から教えられて知った)。

 実は、私は中国にだけでなく、ダメな日本人経営者や日本企業にも容赦なく毒舌を向けているのである。むしろ私自身は毒舌を勲章として受け止めているし、違和感がない。それにしても、私が中国を離れたからといって毒舌をやめるとは言っていないのだが・・・

103318_3虹橋発全日空1260便で羽田へ向かう

 まあ、そんなことはどうでもいい。とりあえず、新天地の生活に期待を膨らませながら、9月26日夕方、東京に到着。