戦争と平和、前線と後方

 日曜日はほとんど働いていない。プールでビールを飲んで愛犬と遊ぶ。全体的に、私の勤務時間が上海時代より2~3割ほど減っている。

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 日本人も中国人も、アジア人は全般的に働くことを美徳としているが、その平均的価値観に逆行するようにも見られる異端児として、私はそれに何ら違和感ももっていない。

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 しかし、一部誤解している人もいるようだ。私のマレーシア移住を聞いて、あの毒舌の立花が消えてよかったと喜びを率直に表現する某著名人もいたりして、改めて自分の存在を再確認した次第である。私が消えたというのは、自分の実感からいうと、これまで最前線だけだった戦場に、後方ができたという変化のみである。

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 中国を離れてちょうど1か月。平和な日本やマレーシアで暮らしながらも、リアルタイムで戦場からの情報が途絶えることなく飛んできている。戦場に戻りたくなる戦士の心境は決して戦地後方のような平和に満ちたものではない。倍返しだ!

 あと1週間、いよいよ中国に戻るぞ。11月3日からの出張、セミナーやアポですべて日程が埋まった。エネルギーが溢れている。戦うぞ!