貧困のユートピアか富める楽園か、中国社会の分断と階級闘争
S. Tachibana
「やっぱり、毛沢東時代が良かった」。――ここ数年、中国では、毛沢東・文化大革命時代への復帰思潮、いわゆる左翼傾向が台頭している。 ● 「先富論」の3大欠陥 中国の改革開放の40年を振り返ると、経済…
続きを読む
続きを読む
社会と不平等と宗教の相互依存、神の審判と人間の審判
S. Tachibana
「社会は財産の不平等なしに成立しない。財産の不平等は宗教なしには成立しない」。ナポレオンの言葉だ。 金持ちが悪だ。悪は来世地獄に落ち、善の貧乏人・弱者は天国へ昇る。神の審判が重要だ。たとえ金持ちが…
続きを読む
続きを読む
トラブルの連続、中国労務現場実録
S. Tachibana
● 払ったはずの残業代を請求、在職中会社を訴える ある日、某日系顧客企業(製造業)の労働仲裁審理。早朝8時過ぎに、弁護士と一緒に上海市某区労働仲裁委員会に到着。 在職中の従業員が企業を訴えるという…
続きを読む
続きを読む
99%と1%、排斥と孤立を引き受ける自己否定の異端児
S. Tachibana
短いランカウイの休日を終え、昨日クアラルンプールに戻り、仕事へ復帰。フェイスブックでの友人投稿記事を転載する。 「経済的な自由を手に入れている人は全体の1%と言われている。そして、自分が経済的な自…
続きを読む
続きを読む
道徳的粉飾の棄却、闘争心と強き意志で上流へ行け!
S. Tachibana
今朝フェイスブックをチェックしたら、友人S氏の投稿に目を引かれた。以下引用させてもらう。 「なぜ勝利者たちが上流社会に留まるべきか。戦って勝つことを最初から放棄している人々の集団はルサンチマンに満…
続きを読む
続きを読む
【時事解読】金ピカ会談の裏側、ルサンチマン煽るジャーナリズムの呟き
S. Tachibana
金ピカの私邸で、安倍首相とトランプ次期米大統領が非公式会談。内容こそが公表できないだろうが、個人的な感覚では非常にうまく行ったのではないかと。必ずしも合意次元ではなく、安倍首相が感覚をつかんだのでは…
続きを読む
続きを読む
適者生存・格差・無策・可変と不可変事項・民主主義の選択
S. Tachibana
先日ブログの読者から、以下のコメントをいただいた。 「立花氏は適者生存、弱肉強食の思想のもとに、少数の勝者を生み出すための議論には熱心だが、ますます増加する大多数の敗者に対しては、まったくの無策で…
続きを読む
続きを読む
【時事解読】トランプ時代(6)~善か悪か分断統治と帝王学の実践
S. Tachibana
<前回> 「Divide and Conquer」、日本語にすると「分断統治」という。少数の支配者が大多数の被支配者に統治を行うにあたり、被支配者を異なる利益集団に分断し、それで統治を容易にする手法…
続きを読む
続きを読む
【時事解読】トランプ時代(5)~正論のための謬論、公約分類の狡智
S. Tachibana
<前回> グローバリゼーションは避けられない時代の趨勢。それに逆らって保護主義に走っても勝ち目ないし、損するのが目に見えているだろう。――と、世界中の知識人や「良識人」がそろってトランプ氏に向かって…
続きを読む
続きを読む