中国の賃金法時代は怖くない
S. Tachibana
渋滞、渋滞、渋滞。国貿中心から天安門までの道路はほぼ終日渋滞。身動きが取れない。 3月初旬、私は北京出張中に深刻な交通渋滞に何度も巻き込まれた。それは、年一度の「両会」の開催にぶつかったからだ。中…
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最低賃金は弱者労働者いじめの法律だ
S. Tachibana
中国各地では、最低賃金の引き上げが相次いでいる。江蘇省では平均15%近く、上海でも4月から1100元に引き上げられるようだ。 「最低賃金は弱者労働者いじめの法律だ」。見出しを見て何だと思われるだろ…
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瓦全甘んじずにしても玉砕ならぬ英断、グーグル中国撤退戦略の深層
S. Tachibana
インターネット検索最大手の米グーグルは、中国市場からの撤退の意思を表明した。それに対し、「もったいない」と惜しむ声が大方だ。大市場を切り捨てるグーグルの決断を「愚かだ」と評する識者もいるようだ。 …
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年頭のご挨拶~GDPの歪みと2010年の中国
S. Tachibana
新年あけましておめでとうございます。 旧年中に皆様から賜りましたご支援、ご厚情に対し、深く感謝申し上げますとともに、新しい年の門出にあたり、ご挨拶申し上げます。 新年2010年は、中国経済の…
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賃金法の足音、賃上げメカニズム法定義務化の行方を占う
S. Tachibana
2010年、またもや在中企業の人事労務にとって難しい年になりそうだ。「労働契約法」の激震が収まらない中、新たな労使問題は発生しそうだ――。賃金法による賃上げメカニズムの法定義務化と労使間賃金交渉体制…
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役人と犯罪者の飯の種~証明書大国・中国の実態
S. Tachibana
日本の公安委員会から、運転免許証の更新連絡書(葉書)がやってきた。10月日本出張の際に、5年1度の免許証更新になる。日本といえば、運転免許証が身分証明書代わりになるが、さて、中国は? 「办証」!こ…
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白昼堂々の「私刑」で台湾人経営者惨殺される、道徳と法の逆転思考が怖い
S. Tachibana
6月15日、広東省東莞に台湾人総経理惨殺事件があった(東莞台湾人総経理殺害事件)。 広東省東莞大朗鎮・展明五金製品公司従業員・劉漢黄が、労災事故で腕を切断し、会社側と賠償金金額の交渉が折り合わず、…
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労働契約法は悪法か?~農民に高級スーツを与えるほど残酷なことはない
S. Tachibana
中国の農民は、パンツ一丁あれば十分に畑仕事ができるのに、1000元もするような高級スーツを作ってあげる。 『労働契約法』は、そのスーツである。農民は、スーツの価値を実感できないどころか、スーツは畑仕…
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中国はゼロ成長に?世銀発表の恐ろしいデータ
S. Tachibana
世界銀行は3月18日、恐ろしいデータを発表しました。中国経済の四半期見通し報告です。世銀は、2009年のGDP伸び率を前年比6.5%と予想し、昨年08年11月時点の7.5%との見通しから1ポイント下…
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