勤務態度不良による解雇、ベトナム労働法38条の解釈と運用
S. Tachibana
勤務態度の悪い従業員を、会社が一方的に解雇できるのか。理論上は可能である。 「労働法」38条1項a号では、「被雇用者が、頻繁に労働契約に定めた業務を遂行しない場合、雇用者は一方的に労働契約を解除する…
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処罰と昇給のやり方、絶対に抑えておきたいコツとは?
S. Tachibana
マキアヴェッリが「君主論」でこう語っている――。 「要するに、悪しき行為は一気にやってしまわなければならないのだ。そうすれば、それを人々が味わわねばならない期間も短くなり、それによって生ずる憎悪も少…
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【事例】平均以上手厚い賃金・福利厚生スキームの罠とは?
S. Tachibana
【事例】(質問事項) (※本事例はベトナムに限らず、他国の日系企業にも通じる事例である) シンガポールにある日系現地法人傘下のベトナム拠点である。賃金・福利厚生スキームについての項目を下記提示する…
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【視点】魅は与によって生じ、求によって滅す
S. Tachibana
● 倦怠期症候群 「魅(み)は与(よ)によって生じ、求(ぐ)によって滅(めっ)す」 人の魅力とは相手に何かを「与える」ことで発生し、相手に何かを「求める」ことで減る、ということだ。例えば、相手を愛…
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【視点】対価以上の仕事をする労働者、労働市場のメカニズム
S. Tachibana
労働者は労働を提供し、その対価給付として賃金をもらう。「対価以上の仕事を求められる」という命題について、少し触れてみたいと思う。 対価それ自体の定義や価値基準が流動的であるが、便宜上それを固定値と…
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【視点】善と悪・勤勉と怠惰、「善」が報われていますか?
S. Tachibana
善と悪、勤勉と怠惰。貴社では「善」が報われていますか。 「悪いことと認めながらも自らやってしまう。やらなければ損するから怖い。これがいまの中国の一番の問題だ」 先日、某中国人学者と会話していたら…
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【視点】海外経営現場での頓挫、人間平等主義と能力差
S. Tachibana
日系企業の海外での経営、なぜ頓挫や失敗が多いか。「ヒト」の問題が無視できない。 会社というのは社会の縮図であり、日系企業も例に漏れず日本社会を如実に映し出すある種の縮図になっている。日本社会のイデ…
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AI取って代われない仕事とは?型破りな思考力と行動力
S. Tachibana
AIやロボットによる自動化が難しい職業、つまり人間の仕事として取って代わられにくいものとは、どんな特徴があるのか。昨年12月、野村総研の発表資料(ネット検索)によると、以下3つの特徴が挙げられる(以…
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タンジョン・ジャラ(3)~良いリゾートとは?陸海空三位一体の評価基準
S. Tachibana
<前回> 良いリゾートとは?うるさいことを嫌う私には独自の「陸海空」三位一体の評価基準がある。 まず、「空」。リゾートには頭上を飛行機が頻繁に飛んでいない静粛さが欠かせない。メジャーとなっているリ…
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