私はITエンジニアが大好きで、大嫌いだ。
大好きなのは、どうしようもないトラブルでも、チャカチャカとキーボードを叩いて、あっという間に問題を解決してくれるところで、大嫌いなのは、喋っていることが分からないところだ。
格好いい。ITの専門用語。サーバーがどうのこうの、データベースがどうのこうの、インターフェースがどうのこうの・・・。私の頭の中には、符号が符号のままで転換されないし、消化もできない。以前、パソコンの「ドライブ」と言われて、私は「えっ、パソコンにも免許証がいるの」と、爆笑されてしまったことがある。
まさに無知の塊だ。門外漢、専門家ではない人に情報を伝え、原理を説明するほど難しいことはない。ITエンジニアも、私のようなIT音痴を相手にするのはさぞかし大変だと思う。
と他人のことよりも、まず自戒したい。セミナーやコンサル現場でも、どのお客様にも理解しやすいように私は説明しているのだろうか――。簡単なことを難しくするのが簡単だが、難しいことを簡単にするほど難しいことはない。
いや、全くです。
「フェイスブックとツイッターとラインとスカイプとＱＱのの違いを誰にでもわかるように４００字で簡単してください。」
という課題で、懸賞金をかけて募集して欲しいものです。
ところで、立花先生だったら、フェイスブックを使ったことのない人にフェイスブックを説明する場合、どのように説明されますか？
大内さん、降参です。友人、知人、奇人、変人、最大5000名まで知り合って、語り合って、つぶやき合って、愚痴こぼし合って、無視し合って、褒め合って、夕食の飯を見せ合って、自慢し合って、嫉妬し合って、盛り上げても炎上しまくっても、あなた次第、そういうところです。
Genius is the ability to reduce the complicated to the simple