温度差40度の出張、年間地球4周の職住分離生活

 土曜は例によって移動日。前夜から雪が舞い始め、こんな寒い上海は初めて。昼前から晴れ間が広がり、好天に転じるものの、寒さが増す一方だ。

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 浦東空港。クアラルンプールから飛来する搭乗機が駐機場に滑り込むのを確認すると、思わず歓声を上げたい気分だ。南へ南へ早く飛び立ちたい。心はもうトロピカル。

 マレーシア航空MH389便、ほぼ満席状態で10分遅れの出発。一週間の上海出張の疲れがどっと出て、軽めの夕食とスコッチのロック2杯が胃袋に収まったところ、もう睡魔様のご降臨である。

 目が覚めると、飛行機が南シナ海上空からマレー半島の東海岸に差し掛かかるところだった。クアラルンプールと上海の距離は4000キロ。片道の飛行時間は北行き4時間45分、南行き5時間半。他の出張や旅行を入れると、昨年の年間飛行距離は15万キロ、ほぼ地球4周した計算になる・・・。

 零下の上海と熱帯のクアラルンプール、温度差が40度近く。健康管理に注意しながら、明後日からはベトナム出張である。