マレーシア航空の機内食と全日空のA380新規購入

 日曜日から7泊8日の中国出張。早朝、クアラルンプール発のマレーシア航空MH388便で上海へ向かう

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 機内食は事前に予約しておいた羊肉の煮込み。最近、マレーシア航空の「Chef on Call」は、ずいぶん料理の品数が昔に比べて減った。リストラを敢行する以上、機内食の料理品数を減らすくらいは当たり前だ。

160221-1039-MH388-KUL-PVGマレーシア航空の「Chef on Call」羊肉料理

 それに比べると、全日空は最近なぜか大判振る舞いで息が荒い。クアラルンプール線の再開に続き、プノンペンや武漢直行便の新規開設、ベトナム航空への投資、何よりもA380を3機も購入するのが凄い。

 ハワイ線の拡張は分かるが、A380はくせ者だ。これまでのシンガポール航空やエミレーツ航空のようなファーストクラスの贅沢度向上を真似るのか、それとも単なる大量輸送手段に過ぎないか、その辺はよく見えない。

 固定費の大幅増に、相応の利益は期待できるのか。全日空の怪しい経営戦略に疑問を思うのは私だけだろうか。