<上海>広告しない日本料理店「旬林」、共感するものとは・・・

 昨日の夕食はここ。

 私は広告しない店が大好きだ。あくまでも個人的、かつ偏狭的な嗜好ではあるが・・・。上海事務所の近くにある日本料理店「旬林」もその一店だ。

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 店主の林氏に聞いてみた。なぜ広告しないのか。答えは単純――。「広告代が高いから」。では集客はどうしているのかと、さらに掘り下げる――。「ショットメッセージと口コミ」

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 そういうことだ。つまりは集客機能の形態の選択だ。広告というのは基本的に集客機能の外注である。費用対効果の問題がまずあって、さらに飲食店の場合広告によるキャンペーン効果への依存も懸念事項となる。

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 私が経営しているエリス・コンサルティングもまったく広告しない。フリーペイパーへの寄稿もしない。法律や財務会計、経営などのスペシャリスト寄稿とその所属会社の広告との抱き合わせ記事掲載がよく見かけるが、それもどうやら有料らしい。性に合わないので、絶対に出さない。

 ということで、私は広告会社に嫌われる存在のようで、この場を借りてお詫び申し上げます。ただ改悛するつもりはまったくないことも合わせて告白しておこう。

<続編>