昨晩は、上海某日系顧客企業の総経理と会食。話題がベトナムになると、「最近は中国よりも、ベトナムのほうが元気。うちの会社もベトナムのほう、どんどん受注が舞い込んで嬉しい悲鳴を上げている」と、総経理がいう。
とはいっても、ベトナムの日系経営現場は問題がないわけではない。いやむしろトラブルと潜在リスクが多い。昨年後半にベトナム事業を立ち上げてから、少しずつ現場の状況が見えてきた。どちらかというと、中国と似たような問題が浮上してきている。
今週土曜は上海からホーチミンへ移動し、週明けの8月1日(月)に、「トラブル・実務事例学習でベトナム労務現場を知る」セミナーを開催する。11の事例スターディでベトナム労働法や労務問題の本質に触れ、今後の方向性を示したいと考えている。
● 3期目以降も繰り返し有期労働契約の締結OKか?
● 給料は本当に下げられないのか?降格もダメか?
● 配転や異動命令を会社が一方的に出せないか?
● 法定上限を超える残業、超法規的な運用はできないか?
● 未婚か既婚か、入社後すぐ妊娠する女子従業員の対処は?
● 妊娠出産育児中の女性従業員は違反しても懲戒処分できないか?
● 従業員は勝手に会社を辞める、電撃辞職への対抗策はないか?
● 試用期間従業員、会社一方的判断で解除できないか?
● パフォーマンスの悪い従業員の解雇はなぜ苦労するか、対策は?
● 部門変更・組織再編で従業員を解雇・リストラできないか?
● 合法・違法ストライキへの正しい対処法とは?
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